忍者ブログ
\きさまら はんらんぐんだな/
[237]  [236]  [235]  [234]  [230]  [229]  [228]  [227]  [226
 [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



どーもお久しぶりです。
風邪の方はすっかり良くなって周りに拡散しましたよ!←
…職場のお兄さんと家族と親せきにわたったようです。俺は悪くヌェ!!!


公正な初連休にも関わらずまったりしすぎてちょっともったいないことしましたね…。
あ、 El Shaddai Cafe の記事を更新したので復活させましたww
遅くなってすみませんです…(´∀`;)


さて、今日はですね、これについてちょっと書いておこうかなと思いますよ。





ジャジャーーーーン!!!!!
そうです今では廃版となった天野氏挿絵のFF2の小説です!!!!
先日密林さんでカードじゃなくてコンビニ振り込みでも大丈夫なところが1件あったのですよ!
嬉しくって即買いましたよね。原価の3倍はしましたが…。


それはともかく。
噂に聞いていたようにものすごく『大人向けのFF』でした。アダルティすぎて笑えたwww
いかがわしい名前の谷や全裸描写とか結構でてきましてね。
ま、それをさしおいても買って良かったなーと思える作品でした。


ネタバレするので畳んでおきますね!


【おまけ】

        


どう見てもブレンディ。






ぶっちゃけてしまうと、この小説は18歳のフリオが異性に目覚めていくお話でもありました。
生まれて7歳くらいまで孤児だったフリオは、マリアの両親に拾われるまで
ボロボロな生活をしていたことから、常に冷静に物事を判断し、感情を表出するのが苦手で、
かと思いきや、自分のためではなく他人のために泣くような熱い男でもあり、と
ものすごくクールビューティーだけど義に熱いという性格でして、
ゲームの「……ゴクッ……」のようなものは一切ありませんでした。
(まあ…単純にコロッとなる場面はありましたが)


とにかくDDFFみたいな初々しい反応はないけど、
レイラ姉さんに首抱きつかれてキスされた時は少し動揺したり、
マリアたんの全裸を見て動揺した自分を叱責したり、照れたりはしてました。

が。

マリアたんから手を握られる、腕を組まれる、背後に隠れられる、膝枕される(!?)、抱きつかれる(3回!!?)
という驚きの展開にですね、私のブレイブは何回もブレイクしましたよ!!!!!!
しかもフリオさんもマリアたんも兄妹としての関係と異性としての見方を同じようにくすぶってましてな、
じれったくナチュラルに進展していくんですわ。最後には早く結婚しろと思うほどに。
はああああもう読んでてかなり恥ずかしかったわwwww


しかもフリオもな、握られたら握り返すし、抱きつかれても動じないんですよ。
むしろ無言でギュッと返すんですよこの人。


やばいわ…。うん。


「兄として精神ボロボロなマリアをささえてやらねばならないと思った」とかいうレベルじゃないよ(バンバンッ
マリアたんがかわいすぎるのがいくないのか、そうか。
でもレイラの挑発には乗らないし、物怖じしない強い子だった。
ばくはしましょうとかとち狂った迷言はなかったですしね。


あとフリオはあんまり笑わないやつでな、常に冷静だった本当に。
口調もヒルダ様相手や他人相手になると一人称が「私」になっててもう。
あ、これはゲームでもそうだったけど。…しっかりし過ぎて別人だと思ったよ!
単純にだまされるシーンが一切なかった。
そう、ヒルダ様もめちゃくちゃカッコイイ王女さまだったわ…!
このシナリオライターさんが書かれる女性は皆強くて、でも可憐さはなくならないという
キャラ付けがとてもいいなあと全体的に思いました。エロいのはともかくとして。
レイラ姉さんもかなりお強いですしね…!
影がある様子が表現されてるのが個人的に良かったです。
ゲームのように明快なだけなのも良いかもしれないけど、活字ならではの良さですねこれは。


一番熱かったのはナイフ一本で人が豆に見えるほど高さの崖を登りきって、
レオンハルトと対峙したところはすごかった。二人とも超人だが。
体力限界のボロボロ状態で立ち向かうとか漢すぎるだろフリオ…!!!


あ、レオンハルトの裏切りはとても納得がいくものに変わってました。
最後もすっきりした形で戻ってきましたしね。
やったことは許されることじゃないけど…(そういう意味では図々しいやつだ)
まあ、一応のハッピーエンドでマリアからすれば最高の結末ではあっただろうな。


ここからちょっと不満点。


皇帝がですね、ものすごいあっけない死に方をするのです。
しかも、台詞がないwwwwwwww 断末魔もないwwwwwwwww
魔法を使えるのは白魔術師と黒魔術師という風に割り切られてしまっているので、
フリオ達は一切魔法を使いませんし、ボーゲンというゲームでは小物の裏切り伯爵が
とても強い黒魔術師になってたりとか(しかもグロイ魔法を使う)で、
皇帝が竜巻を起こしたりといった見せ場が一切ありませんでした。
陛下…マティウスなんてカッコイイ名前もらったのにほとんど出番ないとか無念すぎるだろ。


どちらかというと、被害者っぽい感じでウボァー。


あと、ゴードンとレイラが最後どうなったのかわからないまま終わってしまったこと。
リヴァイアサンの代わりにデジウスという海龍が見方してくれた描写があったまま、
彼らと再会する間もなく物語は終結してしまったので、
海の藻屑と化したのか助かったのか永遠の謎に…。
描写ではかなり絶望的なシーンでしたが、ゲーム本編では助かる二人なので大丈夫だったと信じてます。


そして、ミンウさん。
おじいちゃん化しているせいか、完全脇役に徹していたのでお亡くなりになりませんでした。
そもそも小説自体が、魔法を重要な攻撃手段として扱っていなかったのと、
最強魔法アルテマの存在すらなかったとで、死ぬはずもないのですが。
若い姿に想像して読める内容だったので、あまり気になりませんでしたが、
これはこれで目だたなすぎてなんとも…笑
せめて、一緒に戦ってほしかったですね。

あのちょっと小馬鹿にしているともとれる 「ふふっ さっそく(合言葉を)つかっているな」を
見られないのは寂しいものです。丁寧口調ななのもいいですが、
フリオ達には「お前たちをまっていた!」とか「王様は精神を病まれているのだ」みたいな
固い口調で語る姿も好きだったのでうーん寂しい。
何しろうちのミンウさん、白魔モンクだったので殴ってもテレポでも最強だったからさ…。


とりあえず、ざっとよんだところこんな感じですね。
ちょっと媒体によって性格が違う某勇者さんを思い出させるくらい
フリオの性格が違っていたので、私の中でこの違いをどう咀嚼しようか考えさせられる面白い作品でした。

まあ、DDFFの熱血設定は多分小説の内面部分と反乱軍という環境でつけられた性格なんでしょうね。
あのウブい感じはラミアクイーンのネタから引き継がれた以外の何物でもないと思いますが。
あと、人を信じやすく騙されやすいのは、いつも真っ直ぐでいられる素直さとに変換されたんだと思います。
どっちも好きだ。


FF2よ、永遠なれ!



拍手

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
 カレンダー 
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
 フリーエリア 
ぷよぷよ!!
 フリーエリア 
 プロフィール 
HN:
リオ
性別:
非公開
職業:
反乱軍
自己紹介:
反乱軍に入りたいのばら好き。
絶賛放置のこのブログをのばらで
いっぱいにしたい。日常内容多め。
ネタバレもしますので(配慮はしますが)ご注意ください。
 最新コメント 
 最新トラックバック 
 ブログ内検索 
 カウンター 

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]